中央堂薬品

取り組み

新興感染症・災害時対応について

新興感染症・災害時対応について

中央堂伊勢原薬局では新型コロナウイルス感染症の流行以降、神奈川県、伊勢原市および伊勢原市薬剤師会と協力して様々な事業に取り組んでまいりました。

・神奈川県PCR検査等無料化事業
・神奈川県抗原検査キット無料配布事業
・伊勢原市新型コロナワクチン集団接種協力

中央堂薬品では災害時に備え、災害時対応マニュアルとBCP(業務継続計画)を策定し緊急事態発生時の早期復旧、事業継続に努めています。また、有事には一般社団法人伊勢原市薬剤師会ならびに会員薬局と協力して医薬品の供給、調剤体制の整備、医療救護活動を行う体制を整えています。

在宅医療支援の取り組み

在宅医療支援の取り組み

通院が困難な患者、施設利用者に対し、医師または歯科医師の指示のもと薬剤師が自宅または施設に訪問し、薬の正しい飲み方使い方の説明、服薬状況の確認、副作用のチェックなどを実施しながら薬物療法が適正に実施されているかどうかを確かめ、より質の高い在宅医療を提供するための「居宅訪問薬剤管理指導」のサービスに積極的に取り組んでいます。訪問薬剤管理指導のサービスをご希望される方は各店舗へご相談ください。

<薬剤師が実施できること>
・薬局へ行くことが困難な患者さんのために自宅へ訪問します。
・薬の飲み忘れや飲み間違いがないよう、お薬を一包化したり、服薬カレンダーを用いて管理したり、より良い方法を提案します。
・錠剤やカプセルが飲みにくい場合など、飲みやすいような剤形の工夫を行います。
・残薬の仕分けを行い、必要な薬と不必要な薬に分けて再利用します。

薬学実務実習生の受け入れ

薬学実務実習生の受け入れ

中央堂伊勢原薬局では薬学6年制薬局実務実習の受け入れを実施しています。 現在、将来薬剤師になるための「薬学教育」において、病院・薬局それぞれ2.5か月間の実務実習が必修化されています。

実習期間中は実習の一環として、指導薬剤師の指導、立ち合いのもと調剤、服薬指導等を実施させていただくことがございます。その際はご協力のほどよろしくお願いいたします。

<令和5年度実務実習生受け入れ実績> 北里大学、武蔵野大学、慶応義塾大学

学校薬剤師活動への取り組み

学校薬剤師活動への取り組み

弊社薬剤師4名が伊勢原市内小・中学校、県立学校の学校薬剤師として活動しています。 学校薬剤師の活動は多岐にわたり、教室内の環境衛生検査の実施、給食調理場の検査の実施、水泳プールの水質検査の実施、学校保健委員会に出席し保健衛生に関する講話をしたり、薬物乱用防止教室の講師として講演を行うなど、児童・生徒が安心して学校生活を過ごせるように支えています。

医療安全に関する取り組み

医療安全に関する取り組み

薬剤師は処方箋だけを見て調剤するのではなく、患者さんから様々な情報(例えば、身長・体重・病歴・併用している薬・アレルギー歴・臨床検査値・生活習慣など)を収集し、適切な処方であるかチェックしてから調剤をしています。また、調剤したあとも副作用の有無の確認や治療効果の確認、服薬状況などを確認しています。

弊社では「薬剤師が薬物療法に直接関与し、薬学的ケアを実践して患者の不利益(副作用、相互作用、治療効果不十分など)を回避あるいは軽減した事例」を薬局プレアボイドと称して事例収集に取り組んでいます。

弊社薬剤師により報告された事例を紹介します(実例がもとになっていますが一部改変し掲載しています)

Case1 腎機能低下による禁忌処方の回避

かかりつけ患者さんで普段は内科の処方せんを持参されているが、今回は整形外科より疼痛治療のためトラマドール徐放製剤が処方されていた。以前より検査値を見せてもらっており高度腎機能低下であることが薬歴簿に記録されていた。トラマドール徐放製剤を高度な腎機能障害患者に投与すると高い血中濃度が持続する可能性があるため投与禁忌となっている。そのため処方した医師に連絡をとり、処方は削除となった。

Case2 透析患者への過量投与の回避

歯科医院より処方箋持参、過去の来局歴なし。
セフジトレンピボキシル錠(100)1日3回、1回1錠で(一般的な用量)処方されていた。
お薬手帳を持参され、過去の処方歴を見ると他の医療機関でアモキシシリン(250)1日1回、1回1カプセルの処方あり(一般的な用量より少ない)、また現在服用中の薬に沈降炭酸カルシウム錠があった。
この2つの情報から、血液透析をされている方なのではないか、と疑い患者さんに聞き取りを実施したところ血液透析をしていることが判明した。
セフジトレンピボキシル錠は透析患者では血中濃度が維持されることから、用量を減らす必要があるため処方した歯科医師へ減量を提案、処方は1日1錠、1日1回へ変更となった。

社員教育

社員教育

医療の進展に伴い薬剤師の業務も年々高度化しています。
弊社では各種学会、学術大会、研修会への参加を推進し、知識と技能の向上に努めています。
また学会発表を行うことや研修単位を取得することで、一定水準以上の知識を有すると認められた様々な専門薬剤師、認定薬剤師の資格を取得している薬剤師が多数在籍しています。

<認定・専門薬剤師等の取得状況>
日本薬剤師研修センター 認定薬剤師(G01) 13名
日本薬剤師会 JPALS認定薬剤師(G25) 8名
神奈川県薬剤師会 生涯学習履修認定薬剤師(G21) 1名
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師(P04) 1名
認定実務実習指導薬剤師 4名
精神科薬物療法認定薬剤師 1名
漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
リウマチ財団登録薬剤師 2名
心不全療養指導士 1名
公認スポーツファーマシスト 2名
かながわ肝疾患コーディネーター 2名

※中央堂薬品4店舗の合計です。1人で複数の資格取得者がいます。